アロマボディトリートメントを
極端な冷え性の方に行っている時によくあること。
それは、右足をトリートメントした後に左足を同様に行い、
その後、足の位置をずらすために両足を持ったら、
すでに右足が冷たくなっている状態です。
すぐに冷たくなってしまう方には、
末端だけをトリートメントしても温かさは持続しないし、効果は出ません。
それならどこを温めればよいのでしょうか？
冷え性の人が温めるとよい部位
血液は温めたい部位に運ばれます。
その一つが腹部です。
千の葉でも手足が冷たいお客様には腹部の施術をご提案します。
なぜ腹部なのかというと、大切な働きをしている内臓が多くあるからです。
そして内臓は平滑筋という筋肉に覆われています。
平滑筋とは？
内臓筋とも言われています。
消化管、血管、尿管、卵管など管状の、
あるいは膀胱や子宮などの袋状の内臓の壁を作ります。
自律神経の支配を受けているので、自分の意思とは関係なく不随意に収縮します。
腸の蠕動運動も平滑筋によるものです。
また血管や尿管の壁を作っているので、
排泄や解毒に大きな影響がある腎臓や肝臓にも関わりがあります。
その一つ、腎臓について説明します。
腎臓の働き
腎臓は尿を作りますが、その尿は血液から作られます。
心臓から生み出される血液の25%が腎臓に分配されます。
このように腎臓は血液が多く通過する場所です。
寒い時におトイレが近くなるのは、多くの血液が腎臓を通過し尿が多く生成されるからです。
腎臓の働きに注目するだけでも、腹部を温めることがよいとわかるでしょう。
内臓の平滑筋がしっかり動くだけでお腹が温まり、手や足にも血液が分配されて冷え性も緩和されます。
腹部トリートメントの方法
用意するもの：・キャリアオイル10㏄ほど
（スイートアーモンド、ホホバなど）
・アロマ（精油）2～3滴ほど
トリートメント方法：
１．お臍の上、お臍の上下に手を置いて少し温める
２．お腹の両脇からお臍の方に手をスライドさせる
３．腸の硬いところを四指を使って優しく圧迫
お腹の四隅も優しく圧迫。（両腸骨の上、両肋骨の下あたり）
４．両手を重ね「の」の字を描くように動かす
※アロマ（精油）については以前の投稿の「冷え性におすすめのアロマオイルと使用法」をご覧ください。
ケアの後は、白湯やハーブティーなどで水分を補いましょう。
そして、腎臓が背中にも近い位置にあることから、背中側のトリートメントも大切です。
そのような時千の葉のメニューでは、アロマ整体やアロマボディトリートメントがオススメです。
✅アロマ整体はしっかりと圧を加え筋肉のバランスを整えます。
✅アロマボディトリートメントはゆったりと少し緩めの圧で深いリラクゼーションを促します。
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